外国人に人気の地域別情報共有サイト お部屋探しから「売りたい」「買いたい」情報までおまかせ
craigslist(クレイグリスト)は、賃貸アパートなどの不動産情報や求人情報、サークル情報、フリーマーケット情報、友人募集などの書き込み・閲覧が無料でできるWebサイトです。ページは国・地域別に設けられており、日本のページは東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島、仙台、沖縄があり、お住まいの地域の情報を入手することが可能です。
craigslistは1995年、サイト創設者のクレイグ・ニューマーク氏がEメールで米国・サンフランシスコのイベントリストを作成したことから始まり、現在世界70カ国の700以上の都市のページが設けられています。誰でも自由に売りたいものやサービスの情報を書き込むことができ、利用には手数料がかからず無料であることが特徴です。「community」ではマーシャルアーツなどの参加者募集やベビーシッター募集、国際交流パーティー、ボランティア募集の告知などが、「housing」では賃貸アパートの告知やシェアメイトの募集、「for sale」ではいらなくなった電化製品や家具などを売りたいといった内容の書き込みがされており、必要に応じて書き込んだ人にEメールで連絡を取ることができます。
craigslistは現在フランス語、イタリア語、フィリピン語など計13カ国語で展開されていますが、残念ながら日本語はカバーされておらず、日本のページもすべて英語で書かれています。逆に、日本在住の外国人が多数利用しているため、外国語と日本語をお互いに教えあうlanguage exchangeを行うパートナーを探している場合や、外国人も参加するイベントなどの情報を得るためには有用なサイトだと言えます。また、craigslistはテキストベースの非常にシンプルなインターフェースなので、そっけないと感じる人もいるかもしれませんが、一方でバナーや広告がないのですっきりとして見やすく、必要な情報を探しやすいでしょう。このほか、同じ興味を持つ人を特定の地域で探せるSNSにはMeetUp、国境を超えて場所を特定して交流できるSNSにはCouch Surfingがあります。
craigslistはその名の通り、米国のクレイグ氏が作成したリストから始まった、地域別の情報共有サイトです。趣味を始めたい、新たに友人をつくりたい、引っ越しを考えている、転職を考えている、中古自転車が欲しい…。そんな人は、一度craigslistをのぞいてみてはいかがでしょうか。